「学校のテストや資格の勉強を頑張っているけど、なかなか結果が出ない…」
「勉強方法が合っているか不安…」
こんな悩みがある方、
その勉強方法間違っていませんか?
学校では教科の知識は教えてもらえますが、
科学に基づいた勉強法を教えてもらう機会はほぼありません。

この記事では、
ただの暗記ではなく、「効率的な勉強方法3つ」と
「効率的ではない勉強方法」も紹介します。
間違った勉強方法をしていないか合わせて確認してみてください。
この記事を書いている私は、
過去に、宅建、TOEIC875点、公務員試験合格経験があります。
塾などにはほとんど行ったことがなく、いつも独学でやってきました。
独学の難しさは、
続けるモチベーションを保つことと
勉強方法が分からないことです。
私は無駄な勉強方法でたくさん時間も使ってきて、
勉強方法の大切さを学びました。
まずは効率の良い勉強法を学んで、結果を出していきましょう。
非効率的な勉強方法3選
まずは効率の悪い勉強法になっていないか確認しましょう。

<非効率1>アンダーラインを引く
アンダーラインを引いても勉強にはなりません。
教科書にアンダーラインを引いた経験は誰でもあるかと思います。
すぐに教科書を閉じてそのアンダーラインの個所を説明できる人が
何人いるでしょうか?
アンダーラインを引く作業は、手の動きであり脳を使っていないからです。
アンダーラインを引いたことで安心してしまい、
知識の定着や理解には役立たちません。
よって、アンダーラインを引くのは効率的な番協方法ではありません。
<非効率2>語呂合わせ
これらは記憶する方法としてはメリットがあるかもしれませんが、
知識として身に着けるには有効な方法ではありません。
なぜならば、日本の歴史年号などを覚えても、
前後の経緯等や外国との関係が分かっていなければ
他の問題には応用できないからです。
「894年遣唐使廃止」の年号を「遣唐使ハクシ(894)」と語呂合わせで覚えたところで、
その前後にどんな出来事があって廃止に至ったかは分かりません。
前後の出来事を一緒に学習することで、知識の幅も広がり、
他の問題にも応用できます。
「記憶できればいいじゃないか」と思われる人もいるかもしれませんが、
別の応用問題や学習が進んでいったときには、
せっかく記憶した知識が使えないため、
結局非効率的な勉強方法になってしまいます。
暗記ではなく、使える知識を身に着けることが、効率的な勉強への近道です。
よって、語呂合わせは効率的な勉強方法ではありません。
<非効率3>教科書の再読
教科書を何度も再読すると、
勉強時間が長くなるため「効果的」に思えるかもしれませんが、
「効率的」とはいえません。
なぜ効率的でないかというと、
再読は脳が思考停止しているからです。
教科書1ページを読み終わっても、1コマの授業が終わっても、
何も記憶に残っていない、という経験はありませんか?
「なぜ?どうやって?」の疑問や興味を持って学習できておらず、
何の疑問も持たずに情報を目で追っているだけだからです。
私も学生時代には歴史の教科書を何度も読んでいましたが、
全く知識としては残りませんでした。
よって、思考停止で教科書の再読は、効率的な勉強方法ではありません。
(教科書の再読を効率的にする方法も下記にあります)
効率的な勉強法3選
たくさんの効率的な勉強方法がありますが、
今からすぐできる、3つだけご紹介します。

<効率1>クイズ化
クイズ、模試や問題集を頻繁に行うことがおすすめです。
なぜならば、脳は教科書を読んでいる時間よりも
「思い出す」過程で強くなるからです。
クイズ化勉強法として、2つ紹介します。
①教科書を1ページ読み→教科書を閉じて何が書いてあったかを思い出す。
(上記非効率な勉強法の教科書の再読もこの方法なら効率的に変えられます。)
②単語カード(ノート・アプリ)でクイズを作る→解く。
単語カード勉強方法については下記記事でも紹介しています。
私は
①の方法で宅建を勉強し、
②の方法で、英単語を学習しており、
結果も出せました。
<効率2>教えるつもり勉強法
他人に「自分の言葉で説明する」という方法です。
「他人」というのは自分以外であれば、
友達・家族・ペット・テディベアでもかまいません。
私は人に教える職業をしていたことがありますが、
他人に説明しようと思うと、
優しい言葉での説明や順序立てた説明が必要になります。
よって、自分の記憶にも残りやすいです。
学校から帰ったら家族や友人、テディベアに今日学んだ内容を披露してみてください。
きっと効果が感じられます。
<効率3>睡眠
勉強後にはしっかり睡眠をとりましょう。
これは、勉強法とは少し異なりますが、効率的な勉強には欠かせないものです。
適切な睡眠は科学的にも正解で、
睡眠時間を減らして勉強をしても時間をかけた分の成果は得られません。
勉強中に眠くなったら、10分、15分など睡眠をとり、勉強を再開。
眠気覚ましにウォーキングしながら、教科書の内容を思い出す作業も効率的です。
(日中に10分、15分で解消できないような睡魔がある場合には、
夜の睡眠を見直しましょう。)
最後に

大切なのは勉強した内容を
※思い出す作業を増やすこと
※自分の言葉で説明すること
を取り入れながら自分の頭を使って勉強することです。
どんな勉強にも応用可能。
ぜひこれらを取り入れて、効率的に勉強をしましょう!

